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第二回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 朝 戯言遣い 滝澤政道 052 ヒトクイロジカル 刺殺(腹をぶち抜かれる) 朝 ティアナ・ランスター エネル 064 Diamond Dust 焼死("神の怒り"を浴びる) 午前 パトリシア・オブ・ジ・エンド 童磨 069 Dream Walker 捕食 午前 無桐伊織 高町ヴィヴィオ 069 Dream Walker 失血死(右腕を引き千切られる) 午前 高嶋友奈 クアットロ 073 紅 射殺(背中を撃たれる) 午前 シャーロック・ホームズ うちはマダラ 077 覚えてないことも、たくさんあっただろう(前編)077 覚えてないことも、たくさんあっただろう(後編) 失血死(胴体を割断される) 午前 中野五月 黒木未知 080 JOKER GAME(前編)080 JOKER GAME(後編) 射殺(胸を撃たれる) 午前 クアットロ 零崎人識 081 送り狼の話 斬殺(全身割断) 午前 エネル 我妻善逸 085 Taboo Tatoo 斬首 昼前 夕莉シャチ 中野一花 088 最後のリボルバー/煌めく思いはあの人に 射殺(頭を撃たれる) 昼前 暁美ほむら 衛宮士郎 093 清廉なるHeretics 爆殺(魔女化の後、偽・螺旋剣で爆砕する) 昼前 葛西善二郎 エンデヴァー 100 Dies irae-Acta est Fabula-100 Dies irae-Amantes Amentes- 焼殺(個性の炎で焼き尽くされる) 昼前 オールマイト X 失血死(心臓を抜き取られる) 昼前 オールマイト X 失血死(心臓を抜き取られる) 昼前 オールマイト X 失血死(心臓を抜き取られる) 以上15名 残り38名 おまけ 名前 最期の言葉 桂木弥子 (――ごめん、ネウロ。私――) 佐倉杏子 「地獄に落ちろ、クソ野郎」 アリス・マーガトロイド 「ゃ、やだ、やだやだ! まだ、まだ死にたくない! わたし、わたしまだ生きてたいよ! やだ! やだ! やだああああああああああああああああああああああああっ……!!」 ズ・ゴオマ・グ 「ズ、ゾ、ザァァァァァアアアアアア――――!!!!」 ドイル (運が、無かったなぁ……) 星川麻冬 「……ええ、おやすみ。何かあったら起こして頂戴」 瓜江久生 「ォォォオオオオオオオ!!」 霧雨魔理沙 「これがあたしの全力全開……! 燃え尽きるまで付き合えよ、ダグバ――!!」 ドリアン 「キャン、ディ……」 暁美ほむら 「貴方を呪うわ、衛宮士郎。これは、私からの餞別だと思いなさい」 葛西善二郎 「――火火、笑えねえ」 オールマイト 後は――任せた。 殺害数 順位 該当者 人数 このキャラに殺された人 生存状況 スタンス 1位T 衛宮士郎 4人 桂木弥子、佐倉杏子、アリス・マーガトロイド、暁美ほむら 生存 奉仕(美遊) 1位T ン・ダグバ・ゼバ 4人 緑谷出久、ズ・ゴオマ・グ、瓜江久生、霧雨魔理沙 生存 ジョーカー 2位T フランドール・スカーレット 2人 巴マミ、クロエ・フォン・アインツベルン 生存 遊び感覚 2位T 滝澤政道 2人 美遊・エーデルフェルト、恋陽みむら 生存 無差別→??? 2位T X 2人 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、オールマイト 生存 探究 3位T シックス 1人 一条薫 生存 無差別 3位T スペック 1人 六月透 生存 無差別 3位T 葛西善二郎 1人 日向夏帆 死亡 ステルス 3位T ドイル 1人 鹿目まどか 死亡 無差別 3位T 神居クロオ 1人 星川麻冬 生存 ステルス 3位T ゴ・ガドル・バ 1人 ドリアン 生存 無差別 3位T 暁美ほむら 1人 ドイル 死亡 危険対主催→奉仕(まどか) 3位T エンデヴァー 1人 葛西善二郎 生存 対主催
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戻る 百合短編SS う~んイマイチ。 梓さん、おめでとうございます。 -- (名無しさん) 2012-11-12 22 31 36 この2人のやり取り可愛いな〜 -- (じゅわ〜) 2012-11-12 22 42 24 やりとりが可愛いくらいしかないな ポッキーと言えば佐倉杏子 -- (名無しさん) 2012-11-12 23 57 25 そういえばポッキーの日でもあったな。 -- (通りすがり) 2012-11-13 01 51 10 シンプルで結構好きかも -- (名無しさん) 2012-11-13 08 52 41 梓誕SSで一番かも -- (名無しさん) 2012-11-13 13 22 47 エロくて良い これからは「ポッキー」が二人の秘密の合い言葉になるのだな。 -- (名無しさん) 2012-11-13 23 34 42 ラブラブですなぁ -- (名無しさん) 2013-07-26 18 12 32
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―――『魔法少女』『暁美ほむら』は『時間遡航者』である ―――彼女を『改造』した『インキュベーター』は ―――『宇宙』の寿命延長の為に暗躍する敵性宇宙人である ―――『暁美ほむら』はたった一人の親友たる『鹿目まどか』の為に ―――『運命』と戦うのだ!! ◆ 仮面ライダー ―『約束 2011』― 第2話『変身』 ◆ ―――授業のまるで集中できない ―――教師の声も、右から左へと…まるで素通りしていく様だ 何度も繰り返した…同じ内容の授業故に、 殆ど聞き流しているのは前の『ループ』と変わらないながらも、 暁美ほむらが今、授業を聞き流しているのはそれとは別の理由であった。 ほむらは、何とももどかしい、焦燥にも似たもやもやした感情に意識を支配され、 その視線は、授業用のパネルでは無く、自分の右斜め前の席に座っている、 赤く長い髪をリボンで一つに纏めた少女の背中へと注がれている。 ―――『佐倉杏子』 ―――『一匹狼』の、ベテラン魔法少女 何度も見たそのスレンダーで活動的な肢体は今、 自分と同じ見滝原中学の女子用制服に包まれている。 見滝原中学の特徴である、平均よりも高レベルな授業内容についていけていないのか、 その背中には、彼女には珍しい、明らかな焦りの気配が見てとれた。 それもそうであろう。 自分の知っている彼女は…確か小学校までしか行っておらず、 天涯孤独の身の上で、その日の糧を求めて、流れる様に街々を彷徨っていた筈なのだから。 「(どうしても…気になる点はそこ…)」 「(どうして…どうやって佐倉杏子が)」 「(この見滝原中学に『転校』してこれたかと言う事)」 杏子が見滝原に来る事自体は珍しい事では無い。 来ない『パターン』もあったとはいえ、共闘した回数も決して少なくないのだ。 問題なのは、である。 『戸籍』も『家族』も無い筈の彼女が、どうやって『見滝原』に転校してこれたのか――― 「(彼女の家族は…彼女を残して一家心中している)」 「(それは……彼女が見滝原に来たどのパターンでも確かにそうだった筈)」 「(今回のループでは…そもそも彼女の家族が心中していない…そんな可能性…)」 「(ありえるのかしら…そんな事…)」 疑問点は、それだけでは無い。 「(それに…彼女が、クラスメイト相手に語っていた『経歴』…)」 「(あれは――――)」 ほむらの記憶が正しいのならば、彼女の父は教会の神父だった筈だ。 しかし、先の休み時間で、彼女がクラスメイトに色々と質問されていたのを盗み聞きした内容を纏めるなら――― 「(父親は『スマートブレイン』の社員)」 「(見滝原に来たのは…父親の仕事の都合上)」 「(彼女は…そう言っていたわね)」 ―――『スマートブレイン』 この会社の名前に…ほむらは聞き覚えがなかった。 しかし、杏子の口から出たその名前に対する、クラスメイト達の反応を見るに、 かなり有名な会社であるらしい。 気になった彼女が、携帯で検索をかけた所、 「(東京に本社を置く…世界的大企業)」 「(この見滝原にも…支社は確かにあった……)」 たまたま自分が知らなかったのか、 それとも、この『ループ』において突然に出現したのか、 それはほむらには解らない。 「(教会と世界的大企業)」 「(つながらないわね…この二つが…)」 そもそも…本当にこの佐倉杏子は、ほむらの知っている佐倉杏子なのか。 考えれば考える程、その部分すら怪しくなって来るが、 ほむらは確かに見たのだ、彼女の指に嵌められた、赤い宝石をあしらった『指輪』を。 「(佐倉杏子は…『魔法少女』)」 「(そこには間違いは無い様ね)」 『魔法少女』であると言うならば…出来るならば自分の側に引き込みたい。 『ワルプルギスの夜』を相手取るならば…どうしても戦力として『魔法少女』は2人以上は欲しいのだ。 しかし…以前の、自分の知っている佐倉杏子であれば、一匹狼の佐倉杏子であれば、 利害交渉で自分の側に引き込めたモノだが…… 「(この佐倉杏子は…どうなのかしら…)」 明らかにこれまでの『ループ』の異なる『パターン』を見せつけられれば、 色々と不安を覚えてしまうのはしようのない事であろう。 「(まどかと…美樹さやかには変わりは無いみたいだけど……)」 佐倉杏子の事が気になって、まだまどかに『契約』について釘を刺しておく事すらしていないのであるが、 それでも、さりげなく2人の様子を観察してみた範囲では、今の所、2人に特に変わった様子は無い。 「(いえ…即断は禁物ね)」 「(ひょっとすると…表では見えない範囲で何かが違っているのとか―――)」 「(しかし…そうなってくると気になるのは……)」 「(巴マミね…彼女も…今回は何処か違っているのかしら)」 ほむらにとっては『先輩の魔法少女』であり、実に『複雑な感情』を抱いている相手だ。 ベテランの『魔法少女』であり、その戦闘能力は非常に高く、正義感も強いが、 その精神の根底に『弱さ/爆弾』を抱えており、それ故にどうしても共闘を躊躇わざるを得ない相手であった。 今回のループでは、退院してからの数日は武器の調達やインキュベーターの『端末』を狩るのに集中していた為、 まだマミとは接触を持ってはいないが、この分では、念のために早めに接触を持って置いた方がいいかも知れない。 「(巴マミは3年生……)」 「(休み時間に探してみるかしら……)」 そんな事を考えていた時だった。 「それじゃぁ…転校生くん」 「この問題を解いてみてくれ」 教師に、佐倉杏子が指名されている所であった。 「えと……あの…その」 杏子の明らかに焦っている姿が見てとれる。 「解らんのか?」 「はい……その……すみません……」 「まぁ…転校してきてばかりで、前と勝手が違うんだろうから」 「今回は見逃しておこう。次までに、ちゃんと準備してくるように」 「………はい」 杏子がしゅんとなっているのを見て、ほむらは、 意外とかわいい所もあるもんだと、そう、思うのであった。 ◆ 「(まさか巴マミに会えないとは思わなかったわ)」 『理科』の授業の為に、移動教室で理科室に移動していたほむらは、 先の休み時間に、三年生の教室を訪れた事を思い出す。 件の巴マミは今日は学校を『病欠』していた。 何でも、悪性の流行性感冒に罹って、ここ数日連続して学校を休んでいるらしい。 「(『魔法少女』が……『風邪』)」 「(おかしいわ…ありえない)」 『魔法少女』は『病気』に罹らない。 何を隠そう、ほむら自身、持病の心臓病が『完治』した人間なのだ。 『魔法少女』は常人よりも遥かに強靭な肉体を持つ。 そうそう病気などにかかる筈も無い。 「(ちゃんと学校に毎朝連絡は入れているらしいけど)」 「(恐らくは仮病ね…でも、学校を休んで何を?)」 やはり今回の『ループ』はどこかしこオカシイ。 巴マミが学校を休むなど、彼女が死んだ時を除けば一切無かった筈なのに…… そして、ほむらにとってのこの日の『異変』は、これだけに留まらなかった。 「(――――誰?)」 チャイムの鳴った後、見覚えの無い教師が、理科教室に入って来たのである。 この日の四時間目が『理科』なのは以前のどの『ループ』とも変わりは無い。 しかし、この授業の担当教員は、『鳴滝』とか言う教師ではなかったか。 「誰あれ?」 「わぁ…イケメン」 「誰このイケメン」 「嫌いじゃないわ!」 「だが無意味だ」 「ボドボドだーーー!!」 「ウゾダドンドコドーーン」 と、その教員に若干ざわつく教室内。 成程、確かに「イケメン」である。 ただし、顔かたち自体はむしろ泥臭い、冒頓な感触である。 しかし、その身に纏った真摯そうで剛健なる気配が、 この人物を人間として『美しく』みせているのである。 まだ『若い』感じである。二〇代の半ば程であろうか。 身長は二メートル近くとかなり高く、体格も大きい。 濃紺のスーツをピシリと決めて、その姿勢は定規でも入っているかのように真っ直ぐだった。 「(俳優の『藤岡弘、』の……若い時の顔に似ているかしら)」 「(若い時の藤岡弘、の顔を少し細くした感じかしらね)」 教卓に立った、その教員が口を開いた。 「理科教員の鳴滝先生だが」 「ぎっくり腰により急遽学校を休む事になった」 「よって…本日より暫くの間…私が先生の代わりに理科を担当します」 その教師は、静かな、しかし良く通る声でこう名乗った。 「『本郷猛』と言う。よろしく頼む」 それが…『本郷猛』と、 『暁美ほむら』、『鹿目まどか』、 そして『美樹さやか』との最初の『出会い』であった。 ◆ 結局、教員が変わったと言う異変が在りながらも、 それ以外はこれまでのループ通りにこの日の授業は全て終了し、放課後の時間を迎えていた。 「佐倉杏子さん」 「放課後…少し時間があるかしら」 「へ?…って何だアンタか」 六時間目の終了後、ほむらは指定の紺の学生カバンを背に負う様にして持った杏子にそう声を掛けた。 「へぇ…転校生同士で…何か話でもあるわけ?」 そう言いながら2人の方へ近づいて来たのは、青の短髪の下に、快活そうな顔をした『美樹さやか』その人だ。 美樹さやかに出現に、ほむらは思わず『えんがちょ』と言いながら顔を顰めたくなったが、 自慢の鉄面皮の仮面でそれを抑え込んだ。 ほむらは美樹さやかが嫌いだ。大嫌いだ言っても良い。 『悪い人間』では無く、基本的に正義感もあって明朗快活な性格なのだが、 他人への『好悪』の差が非常に激しく、その上に、ほむらとは非常に性格の相性が悪い。 その上、『魔女』と化した彼女に、これまでの『ループ』の中で何度も散々な目にあわされて来たこともあり、 ほむらのさやかへの感情・印象はどん底のストップ安だと言っても良かった。 「ざんねーーーん。でもこっちのアンコちゃんには既に私達の先役が入ってるのでしたーーー」 「だからアンコじゃねぇ!!キョウコだ!!何度も言わせんな!!」 「へへぇ~~……いいじゃんかぁ、アンコの方がカワイイじゃん」 「うっせぇ黙ってろよテメェ!!」 転校して来て初日だと言うのに、早速仲良くなったのか、さやかが杏子にじゃれついている。 初対面の印象の悪さと、価値観の相違からさやかと杏子は当初は敵対関係になりがちであるが、 この2人、その実、実に相性が良く、以前のループの中では共闘関係を結んだり、友人同士になったりもしていた。 今回は『転校生』と言う立場で見滝原に杏子が来たせいか、生来の相性の良さもあり、早速接近していた様だ。 「ええっと……ほむらちゃん…もどうかな?これから…私達、一緒に遊びに行く所なんだけど」 「ほむらちゃんも…一緒に来ない?」 「それは良いですわね……暁美さんも…佐倉さんとご一緒してはいかが?」 加えて、以上の様な事を言いながら、まどかもテトテトと歩いて寄って来た。 その後ろには、若草色のウェーブのかかった髪をした、さやか、まどかの共通の友人、『志筑仁美』がいる。 『上条恭介』がらみで、さやかの問題をさらにややこしくする人物であり、故に、ほむらの印象はあまり良くない。 悪い人間ではないし、上品で礼儀正しい人物なのであるし、『魔法少女』では無い彼女は、 ほむら達の抱える事情など知る由も無いのであり、つまり彼女が何か悪い事をした訳ではないのだが、 ほむらのこれまでの苦労を思えば、多少の悪感情は仕方が無いだろう。 ちなみに、まどかがほむらの事を『ほむらちゃん』と呼んでいるのは、 殆ど恒例行事となったまどかへの『釘刺し』を既に行ったからだ。 その上で、こうしてほむらの事をわざわざ誘ってくれるのだから、まどかの人の良さは推して知るべし。 素は臆病な病弱娘、仮面はつっけんどんな鉄面皮の自分とは、えらいちがいだとつくづく思ってしまう。 「…………」 思わず…『ぜひともご一緒させてください!!まどかさんは最高です!!』と言いたくなる所を、 ほむらはその言葉が出るのをぐっと抑えた。鹿目まどかは、ほむらにとって唯一の大切な友達であり、 同時に、永遠の憧れの対象でもある。そんな彼女にお誘いを受けたのだ。本当は直ぐにでも諾と言いたいのだが、 「(どうするべきかしら……)」 ここは冷静に、この誘いを受けた場合と、そうでない場合の『損得』を冷静に計算する。 自分の全ての行動の目的は唯一つ、『まどかを契約させずに、ワルプルギスの夜を乗り越え、まどかを生存させる』事にこそ、ある。 その為にも、『インキュベーター』の端末を虱潰しに殺害したり、武器を調達したり、などと、 様々な下準備に奔走していた訳だが…… 「(『インキュベーター』の契約からまどかを守るなら…)」 「(むしろここで…まどかと親しくしておいた方が得策かしら)」 「(彼女と親しくなって…つきっきりで彼女を守ればいい)」 「(それならば…ついでに美樹さやかの方も監視できる)」 「(加えて……)」 ほむらはチラリと、杏子の方を盗み見た。 「(私の知っている範囲では…美樹さやかの契約に否定的な佐倉杏子がこの場にいる)」 「(彼女と親しくなる事…今回の彼女と、これまでの彼女の何処が違うのか…)」 「(それを確かめる為にも…)」 「そう…それなら…」 「私もご一緒させてもらって…いいかしら」 「えへへ…良かった」 「暁美さんとご一緒できるなんて……光栄ですわぁ」 「うーーーん…まどかがそう言うなら…じゃ、一緒に行こうか」 「転校生同士…仲良くしとこうじゃん(コイツのノート借りとけば勉強の手間減らせるかな?)」 かくして…五人は揃って出かける事となったのであった。 「おっと…あのさぁ…出かける前に、少し待ってくれねぇかな?」 「あれぇ?アンコちゃんどうしたのさ?」 「だからアンコじゃねぇ!!ちょいと野暮用。校門で待っててくれ」 そう言うと、杏子は少しだけ一行と離れた。 ある人物に、『経過』を報告する為に。 「よう…旦那」 「杏子か」 教室から少し離れた場所にあるエントランスの一角に、壁を背にした男が一人。 言うまでも無く、『本郷猛』であった。 「上手い具合に…『鹿目まどか』と接触出来た」 「これから…一緒に遊びに行く所だ」 「そうか……一人で大丈夫か?」 「こう見えても…修羅場はくぐってんのさ…アタシは」 「旦那達に貰った『アレ』もあるしな?」 「『魔女』の方はマミの担当だっけ?」 「ああ…本人が出るってきかなくてな」 「ああ見えて…マミは結構負けず嫌いだかんな」 「やられっぱなしじゃ気が済まないんだろうなぁ」 「まあ…兎に角、当初の予定通り…出来る限り鹿目まどかと付きっきりで動いてみるよ」 「―――って…旦那?どうしたんだ?珍しくニヤけた顔して」 本郷は『報告』をする杏子の顔を見て、少し嬉しそうに顔を微笑ませていた。 「嬉しそうだな、杏子」 「え?ああ…いやさ…その…」 どうやら、本郷の笑みの意味は、『報告』の内容よりも、 杏子が無意識のうちに嬉しそうな気配を醸し出していたかららしい。 杏子は、少しはにかみながら、その理由を言った。 「友達と…遊びに行くとか…その久しぶりだし」 「そうか」 本郷は、杏子の頭に軽く手を乗せ、ポンポンと叩くと、 「なら…楽しんでくればいい」 「ただし…『目的』は忘れない様に…だ」 「わ…わかってるよ」 「それじゃ…な。また後で…」 「ああ」 まどか達に追いつくべく、走り出した杏子であったが、 少し行った所で、思い出した様に振り返ると、 「ああ後」 「暁美ほむらについて…もう一度調べる様に」 「滝のジイサンに言っといた方がいいと思うんだけど」 「どうしてだ」 「暁美ほむらは、君と同じ日の転校生だと言うから、念入りに調べた筈だ」 「経歴にも特に怪しい点は無かった」 そう返す本郷に、杏子の理由を曰くに、 「いや…ちょっと気になる所がな…色々」 「まぁ…今回の御誘いにもは、ヤッコサンも呼ばれるから」 「こっちでもついでに色々探りいれてみるけど」 「念には念を入れといた方がいいだろ?」 「何せ―――」 「『連中』の手はえらく長く広いみたいだしな」 「ま…もう負けてやる気はしねぇけど」 杏子は、そう、八重歯の先を光らせて野性的に微笑んだ。 ◆ コーヒーショップで軽食を肴に談笑し、 取りとめのない四方山話や、杏子、ほむらの、 各々の『表向き』の自己紹介をしたりで時間を過ごした後、 一足先に『習い事』―――「赤心少林拳」なる中国拳法―――で志筑仁美が抜けた後、 さやかの希望で、一行はCDショップに居た。 「ねぇ…ほむらちゃん…この曲どうかな?」 と、視聴用のヘッドホンを、まどかが此方に手渡して来るのを、 ほむらは静かに受け取って、自分の頭に嵌め、曲を聞く。 ―――きみはーーーみたかーーーあいがーーー ―――まっかにもえるのをーーーー 「(何と言うか…これは酷いわね)」 「(こんな音痴な歌の何処がいいのかしら…まどかの趣味は時々解らない時があるわ)」 「えへへ…どうかな?」 「悪くないと思うわ」 と、思った事とは正反対の事をシレっと言いながらも、 ほむらは珍しくまどか達と早くも打ち解けていた。 さやかが此方にあまり悪い印象を抱いておらず、 杏子が上手く場の中心点になってくれたおかげかもしれない。 「(おおよその性格は…私の知っている佐倉杏子とは表面上の違いは無かった…)」 「(『魔法少女』なのは…指輪を見れば解るけど…)」 あちらが、こちらが魔法少女だと気付いている様には見えないが、 時々、こちらを明らかに『観察』する様に見ている時がある。 何かしら、気になっている点はあるらしい。 ―――そんな事を考えている時だった 『―――――助けて……』 「!?」 「(ッ!?)」 「(ありゃ?この声は―――)」 「んあ?どうしたのアンコ?」 「だからアンコじゃねぇ!!」 ―――『悪魔』の囁きが、一行の脳へと直接語りかける ―――それは…暁美ほむらにとっては、闘いのゴングに等しかった ◆ 「何よ……何よこれ!?」 「どうなってるの……ここ…どこなの?」 「(チッ―――マズッたな…こんな所で…)」 「―――――」 一行で…一番焦っているのは、ほむらであった。 ほむらが制止するのを聞かず『声の主=インキュベーター』を探しに行かんとするまどかを、 自分が一緒にいれば契約の妨害が出来る、と、さやか、杏子とも一緒に、 ほむらは例の『立ち入り禁止』の場所へと向かったのだが。 そこは突如―――『魔女の結界』へと変わったのだ。 「(こんな時に―――『魔女』だなんて…まさか!?)」 ひょっとすると『インキュベーター』は、ここを『魔女の結界』と承知でまどか達を誘導したのだろうか。 『使い魔』達に襲われると言う『ピンチ』を演出し、土壇場で出て来て、半ば成り行き任せの『契約』を迫る…… 如何にもあの『外道』のやりそうな手口ではないかッ!! 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!!』 そんな事考えている内に、綿毛にカイゼル髯を生やした様な『使い魔』達が、 鋏を開閉する様な耳障りな金属をBGMに、名状しがたい、外国語の様な、そうでない様な鳴き声を合唱しながら、 こちらへと迫り、群れなして包囲を為して来る。 「(どうする―――ここで『変身』する?)」 チラリと杏子の方を見れば、彼女も変身するかどうかで逡巡している様に思われる。 まどかやさやかの前で変身すべきかどうか、その事で悩んでいるのだろう。 「(でも―――もう時間が無いッ!!)」 仕方がない。 正直な話。まどかの前の変身だけは絶対に避けたかったが、まどかを守る為にも、そんな悠長な事は言ってられないッ!! ――――そう思った時であった。 ―――ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…… 「え?」 「この音……バイクのエンジン音?」 「(確かに…バイクのエンジン音)」 まどかも、さやかも、ほむらも、そして『使い魔』達すらも、 一斉に、その『音』のする方向を向いたのだ。 その音は、確かに『バイクのエンジン音』。 この、精神病者の妄想をそのまま具現化した様な、 前衛的かつ狂気的かつドグラマグラ的空間には似あわない、 人間的生活臭のする文明の利器の音であった。 「(この音は―――間違いねぇ!!)」 その音を聞いて、ニヤリと笑ったのは佐倉杏子である。 彼女は、このエンジン音に、聞き覚えがあったからだ。 バイクのエンジン音は徐々に大きくなり…そして――― 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 『―――■■■■■■■■■■■■■■■■!?』 ヒゲの『使い魔』達を蹴散らし、轢殺しながら、 一台の大型サイドカーが、場へと乱入し、 まどか達の前でキキィーーっと急停車した。 黒と紫と黄色で塗装された、特徴的な鋭角的シェルエットの大型サイドカーである。 副座部分には、デカデカと『スマートブレイン』のロゴが入っている。 そのサイドカーの搭乗者に、まどか達は見覚えがあった。 「「本郷先生!?」」 まどかとさやかの声が唱和する。 それに続いて、ほむらが思わず声に出していた呼び声が響く。 「巴マミ!?」 サイドカーに乗っていたのは、 搭乗席にはスーツ姿に手袋、白のヘルメットの本郷猛であり、 副座に乗っているのは、本日学校を欠席している筈の『巴マミ』であった。 見滝原の制服ではなく、黒を基調とした動きやすそうな私服姿であった。 何故か、アビエイターのサングラスを掛けている。激しく似合っていない。 「あら?…アナタ?何処かで会ったかしら」 「まあいいわ…聞くのは後にしましょう」 と、サングラスを外しながら、巴マミはヒラリと優雅に副座から飛び降りる。 「まったく……迂闊よ佐倉さん」 「悪ぃなマミ……ドジっちまった」 「え?アンコ…このお姉さんと知り合い?」 「アンコじゃねぇ!!いや…ちょいと、な」 「何で…本郷先生が?」 混乱し、混沌とした場において、静かに『使い魔』達の動きを見ていた本郷が、静かに 「マミ…」 と、その名を呼べば。 「大丈夫よ猛さん」 「『魔女』退治は私の専門よ…さっきも言ってたけど…ここは私一人に任せて」 「猛さんは、そこの後輩さん達を、佐倉さんと一緒にお願い」 「解った。だが無理はするな」 マミが上に着ていた黒のジャケットを翻させる。 その下には―――― 「怖かったでしょう…でも大丈夫」 「私と猛さんが来たからには……ね」 そう、まどか達に語りかけるマミの腰には、 銀に輝く、大きく機械的なベルトが巻かれている。 さらにマミは、懐から一つの『携帯電話』を取り出した。 サイドカーと同じく、黒を基調とし、そこに紫と黄色を加えた特徴的なデザインだ。 ―――ガチャリ と、そのターン式の構造を展開させると、出て来たダイヤルに、 素早く『コード』を打ちこんだ。 ―――『9』 ―――『1』 ―――『3』 ―――『 standing by 』 野太い男性音声の電子音が響くの合わせて、 マミはその携帯電話を高々と天へと掲げると 「――――『変身』」 そう唱えつつ、携帯電話をベルトのバックル部に装着する。 と、同時に ―――『 COMPLETE 』 と、再び電子音声が響けば 巴マミの指に指輪形態で嵌められていた『ソウルジェム』が一瞬、 例の卵型の宝石として展開されたかと思えば、瞬時に、無数の光の粒子へと分解、 バックル部の携帯電話へと吸い込まれ、今度はその携帯から、光の粒子ので構成された黄色の光線が、 瞬く間にマミの体の上に幾何学文様を描いた。 ―――そして 「えぇ~~!?」 「へ……変身ヒーロー!?」 「(何……何なの!?こんなの―――)」 一同の驚きの中で、一人の甲冑騎士が姿を現した。 黄色と黒と、そして紫で彩られた仮面の騎士。 その仮面には…『X(カイ)』の字があしらわれている。 「―――フゥン」 と、仮面の下のマミが得意げに微笑めば、 腰のホルスターにおさめられた、十字状の『銃』を抜き放ち、 「―――それじゃ…さっさと一仕事…済ませないとね」 その銃口を、迫る『使い魔』達へと向けた。 ◇ ―――『魔法少女』…巴マミが ―――『仮面ライダー』こと本郷猛と行動を共にしている ―――その理由…その経緯 ―――事の始まりは『2週間』ほど前にさかのぼる その日……巴マミはその手にソウルジェムを輝かせながら、 一人夜間パトロールに出ていた。 家には家族は居ない。 父も、母も、彼女を一人残して先に逝ってしまった。 いや、彼女が一人、生き残ってしまったと言った方が正確だろうか。 あの時…キュゥべえに『助けて…』と祈った事を、彼女は後悔してはいない。 生きていなければ…自分は『寂しさ』すら感じる事が出来なかったのだから。 だが…時々… 部屋に一人でいると…孤独に耐えられなく時がある。 いたたまれなくなる時がある。胸をかきむしりたくなる時がある。 そんな時は…彼女は独り夜を駆けるのだ。 『魔女』を、『使い魔』を探しだし…戦う為に。 自分は…『魔法少女の使命』に生きている。 そう考える事で、戦いに、使命に没頭する事で、孤独を忘れる為に。 彼女は、自身の魂の光たる金色を纏いながら、夜の道を独り往くのだ。 一時間ほど歩きまわって…そろそろ帰ろうか…そう思った時であった。 「…………」 「(…尾行(つけ)られている?)」 『魔法少女』は、常人よりも遥かに鋭利な感覚を持つ。 その感覚が、彼女を背後より追跡する、何者かの気配を察知したのである。 「(やだ……痴漢かしら…?)」 『魔女』や『使い魔』を認識できない一般人の目に写る自分とは、 中学生の分際でこんな夜更けに、不用心にも独りでほっつき歩いている不良娘、であろう。 別段、自分の容姿を特別誇る訳ではないが、それでも、それなりの自信はある。 妙なのが寄って来た所で、不自然では無い。 「(ちょっと……こらしめてあげましょうか)」 そう思った彼女は、悪戯っぽく笑う。 自分は『魔法少女』。痴漢如き何するモノぞ。 仮に、強盗追剥の類であろうとも、赤子の手を捻る様に返り討ちにしてくれる。 自惚れでは無い。『魔法少女』の戦闘能力ならば、常人の追剥強盗など、例え銃器で武装していても物の数では無い。 ましてやマミは…有数のベテランであった。 そう思えば、マミは、自分から人気のない廃工場へと足を踏み入れていた。 「もういいでしょ?出てきたらどうかしら?」 かつては資材置き場だったと思われる、適当な空き地に到達した時、 彼女はその場でクルリと優雅にターンを決めながら、闇へと向けてそう呼びかけた。 闇の中から、まるで溶け出る様に、幾人もの人影が姿を現した。 その数は、全部で『12人』。揃いの灰色のスーツを着た10人に、それとは別の恰好をしたのが2人。 全員、男であった。 別の恰好をした2人は、それぞれこれまた異なった恰好をしていた。 一人は黒のズボン、ジャケット、帽子の三つ揃えの男で、帽子の下のその顔は、何処となく田口トモロヲ似の顔立ちである。 目に下に酷い隈がある上に、顔色が妙に青白くて、薬物中毒者を思わせる、危ない印象を相手に与える男であった。 もう一人は、ベージュのズボン、靴、ロングのトレンチーコートに、同色のソフト帽、さらに手袋までしている。 コートの襟を立てた上に、そのソフト帽を目深にかぶり、首には厚手のネッカチーフまで巻いているので、その顔はまるで覗う事が出来なかった。 ―――痴漢? ―――強盗? 何となく…違う気がする。 どちらかと言えば、ヤの字のつく自由業の方々か、借金取りだと言われた方が自然な連中であった。 それにしても――― 「(何者かしら―――)」 「(いやね……酷く不気味だわ)」 恰好の違う2人は別として、揃いの恰好の10人は、まるで人形の様に生気が無い。 顔色も青白く、無表情で、ゾンビだとか、実は蝋人形だとか言われても、思わず納得してしまいそうな程に、 その10人は人の形をしてながら、酷く非人間的であった。 その不気味さは、『魔女』と言う、超常の化け物を日々相手にしているマミでありながら、思わず背筋が寒くなってしまう程で、 思わず彼女が、調子に乗ってこんな人気のない所に来た事を、後悔してしまう程であったが、今更、もう遅かろう。 「ずっと…私を尾行てたわよね」 「何か御用かしら?生憎…私には貴方達みたいな人に追いかけられる理由なんて見当たらないんだけど?」 そう、マミが追跡者達に話しかければ、田口トモロヲ似の男が一歩前に出て。 「夜分遅くに申し訳ない…」 「私達は…さる『組織』から派遣されて来た者です」 と、静かに話始めた。 顔だけでなく、声も田口トモロヲに似ている。 その静かな調子に、『プロジェクトX』のナレーションをマミは思い出した。 「『魔法少女』…巴マミさん」 「我々は…正確には我が『組織』には貴方に用があります」 「これより…我々と一緒に行動を共にして頂きます…」 『魔法少女』!? この連中は、確かに自分をそう呼んだが、一体どこでそんな事を聞きだして来たのか… ひょっとすると、何処かの国の特殊工作員か何かなのだろうか?それで…自分を軍事利用か何かしようとして、 自分をかどわかしにでも来たのだろうか? そんな中学生らしい発想が、彼女の脳を支配する。 通常であれば…妄想を一笑にふすべき思考。 しかしこの場合、マミの発想は決して間違っていなかった。 「嫌だといったら?」 マミはそう問うた。 男は答えた。 「残念ながら……死んでもらいます」 「!?」 あんまりな返答に…マミは顔を顰めると、 「あら…穏やかじゃないわね…」 「私を殺すつもりなの?」 「ハイ」 あくまで静かな調子の、事務的な返答であった。 それに少しムッとした彼女は、この不遜な連中に、自分の力を少し見せてやる事にした。 どこの手のモノだか知らないが…『魔法少女』を舐めるにも程がある。 この時は…そう『うぬぼれていた』。 「じゃぁ……そうしてみなさいな。出来るモノならね」 その言葉と同時に、マミの体は金の光に包まれて―――『変身』していた。 『人間』から『魔法少女』へと。 「―――残念です」 マミが『変身』したのを確認した男がそう言えば、 それを号令として、10人の灰色スーツ軍団が、 一斉に、それこそ軍隊の様に足並みのそろった動きで、ズッと一歩足を踏み出して来る。 それに対するマミは、直ぐにでもマスケット銃を召喚できる様、用意をしながらも、 相手が何を仕掛けて来るのか、その一挙一動を見逃すまいと、注意深く見に回っていた。 この時、彼女は、この灰色スーツ軍団は一斉に懐に手を入れて拳銃でも抜いてくるかと予想していた。 ―――そして…その予想は大きく外れた 「―――――え?」 その光景を見た瞬間、思わずマミはポカンと口を開けたまま、茫然としてしまった。 『魔女』と言う、超常の魔物を相手とする『魔法少女』の彼女をしてすら、この光景は余りに常軌を逸していたからだ。 揃いの灰色のスーツの、10人の男達の顔が、一斉に…『縦に割れた』のだ。 比喩でも何でもない。言葉の通りに、縦に一本、鼻筋にそって顔に線が入ったかと思えば、 まるで紙でも破るかのように、顔が二つに、左右に、割れたのである。 そして、その下、割れた人間の顔の下から飛び出してきたのは―――― 『――――ウジュルウジュル』 『――――ギギギギギギギギ』 『――――ギチギチギチギチ』 『――――ガガガガガガガガ』 『――――キリキリキリキリ』 『――――ガチガチガチガチ』 『――――ジグジグジグジグ』 『――――ゾリゾリゾリゾリ』 『――――ググググググググ』 『――――ビチビチビチビチ』 名状しがたい…明らかに人間の口から洩れる筈の無い…『異音』。 事実、そこにあった十の顔は、いずれも、人間の顔では無い。 ―――血よりも紅い…三つの『複眼』 ―――巨大な、縦に二つに割れた『口吻』 ―――その下から覗く、巨大な二本の『牙』 ―――ガチガチと音を鳴らす…鋭い犬歯が生えそろった『顎門』 ―――顔の全体を隈なく覆い尽くす、針の様に先の尖った…黒くて太い『体毛』 そう…それは『蜘蛛』を思わせる…怪物の顔であった。 続けて、十人一斉に、灰色のジャケットが弾け飛ぶ。 何故?それは、『手』が、いや『脚』が生えたからだった。 その先端が槍の穂先の様に尖った、顔と同じ黒く尖った剛毛に包まれた、 上下二対の、つまりは合計四本の『脚』が。元々人間に備わった四本の手足と合わせれば、その数が合計八本になる。 ―――丁度…『蜘蛛』と同じ様に。 「それでは…相手をして頂きましょう…『魔法少女/半端者/半覚醒者/ギルス』」 「我らが…新世代の『改造人間』シリーズの一種」 「『新式蜘蛛男(クモロイド)』の御相手を」 その言葉を再び号令として、未だ唖然としたマミに対し、 十人…いや十体の『蜘蛛男』は、その口より一斉に十条の『糸』を吐きかけた。 ◇ 「――――ハアッ!?」 茫然としながらも、自分へと向けて一斉に発射された十条の『糸』をマミが避け得たのは、 彼女が歴戦の『魔法少女』であり、その体が半ば反射的に動いたからであった。 とっさに右手の内より黄色のリボンを顕現させ、それを宙へと伸ばし、空を走らせる。 リボンの先は、手近な廃工場の屋根の出っ張りへと絡み付き、それを基点に、 彼女はリボンを操作して、素早く宙へと浮かびあがった。 つい、本の一瞬前まで、彼女がいた空間へと、十条の『糸』が殺到し、 相互に絡み合い、結びつきあい、巨大な『糸』のオブジェを造る。 もし、ほんの一瞬でも逃げるのが遅れていたならば、 今頃はあの『糸』に雁字搦めにされて逃げる事すら叶わなかっただろう。 ―――しかし、最初の攻撃をかわしたからと言って、それはこの戦いの終わりを意味しない 十体の『新式蜘蛛男』達の内、マミから遠い方の五体は、 その口吻を一斉に廃工場の屋根の上のマミへと向けて、 コンマ一秒のズレも無く、一斉に『糸』を再び発射する。 「――――ッッ!?」 それに対してマミは再び自分の正面にリボンを展開、 渦を巻くように回転させ、即席の盾と為し、迫りくる五条の『糸』を防御する。 だが、それは最初から『囮(ブラフ)』であった。 マミが糸を防御している隙に――― 『『『『『ギシャァァァァァァァァァーーーーー!!』』』』』 名状しがたい叫び声を上げながら、前衛五体の『蜘蛛男』達は一斉に跳躍、 ひとっ飛びに、マミの立つ廃工場の屋根の上へと降り立ち、 「ッ」 マミへと肉迫するッ!! あるモノは『糸』を吐き、あるモノは、その六本の『腕/脚』を翳し、マミへと襲い掛るのだッ!! 迫りくる『怪人』達の、生理的嫌悪感を呼び起こすそのキメラ的容姿、 昆虫的な(蜘蛛は昆虫ではないが)非人間的肉体の挙動、口から洩れる昆虫的芳香と、 ガチガチと鳴る金属牙の擦れ合う音、酸っぱい臭いの息…… その全てが、マミの精神に根源的な恐怖感を呼び起こし、 ゴキブリと台所で遭遇した女子中学生の様に、顔を嫌悪に歪ませ、口からはヒィっと、 常人的な悲鳴を漏らした。しかし、それでも彼女は『魔法少女』であった。 「――――舐めないでッ!!」 その両手には、文字通り『魔法の様に』…白亜のライフルドマスケットが姿を現した。 その銃口は、各々、二体の『蜘蛛男』の頭部へと向けられ、 ―――ズドドォォンッ!! 重なる二つの銃声が鳴り響いた。 BACK 1 Next 2B
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【名前】美国織莉子(みくに おりこ) 【声優】早見沙織(マギアレコード) 【性別】女性 【年齢】14歳~15歳(キリカより121日と3時間年上) 【外見】銀の長髪。普段は左にサイドポニーでまとめている。ついでに中学生とは思えない巨乳。 【一人称/二人称】私/貴方、貴女、おまえ 【関連人物への呼称】 呉キリカ → キリカ 暁美ほむら → 暁美ほむら 佐倉杏子 → 佐倉杏子、杏子さん 鹿目まどか → 鹿目まどか 【略歴】 白い魔法少女。主人公でありながら本編の黒幕にしてラスボス。 見滝原中学とは違うお嬢様学校の生徒会長。 父は政治家の美国久臣。母は劇中の様子から察すると、既に亡くなっている。 幼い頃から父の手助けしており、良家の生まれ、成績優秀などといった理由から、クラスメイトや学校の生徒たちだけでなく、教師や周囲の人々からも羨望されていた。 しかし、不正の追求から逃れるため父が自殺してから一転、父をはじめ信頼していた全ての人間に裏切られ、絶望していた時にキュゥべえと出会う。 今まで父を通してしか見られていなかった自分という存在に疑問を持ち、「自分が生きる意味を知りたい」という願いにより契約。魔法少女となった。 そのため、自身を織莉子個人として見てくれる呉キリカには絶対の信頼を寄せると同時に強く依存している。 ストーリー開始時に、願いによって得た「未来視」により、崩壊する見滝原市を幻視。さらに、その原因である「ワルプルギスの夜」と、それすらも超える存在(魔女となった鹿目まどか)を知る。 また、その過程でキュゥべえの正体・目的も知ったと思われ、表向きではキュゥべえに協力的なスタンスをとりながらも、その裏では上記の存在によってもたらされる「世界の終末」を阻止するために暗躍する。 【性格】 品行方正で礼儀正しい穏やかな性格だが、目的のためなら手段を選ばない容赦のなさもある。 また、巴マミの目の前に始めて姿を現した際には、彼女を怯ませる程のプレッシャーを発していた。 【能力・武装】 魔法少女の姿は髪を下ろした白いドレスのような装束。ソウルジェムは胸のブローチ。 戦闘時は、紋様の入った球体を無数に生成し射出して相手を攻撃する。 「未来視」 上述した願いによって得た能力。 その気になれば数秒から数分後のみならず、一ヶ月先の光景も予見出来る。 また、この能力によって、戦闘時は相手の次の動きや使用する技を予め知る(見る)ことが可能。 相手や状況次第では、織莉子側が常に先手を取ることも可能となるので、非常に便利かつ強力な能力である。 一方、未来視自体が一定量の魔力を消費しているため、戦闘中に使う場合は、攻撃の魔力を節約しなければならないという欠点もある。 「オラクルレイ」 番外編「symmetry diamond」にて披露された必殺技。球体に光の刃を付与し、攻撃力を増幅させる。 ただし、未来視の分も魔力を使わなければならないので、こうした技を使う余裕のある機会はあまりない。 【パラレル作品での概要】 「まどか☆マギカ」には登場せず。 しかし、存在自体はしていたと思われる。 【備考】 彼女が通っていた学校の正式な名前は不明。劇中のモブキャラの台詞から「白女」という通称のみが判明している程度である。
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魔法少女まどか☆マギカ Ultimate Best 魔法少女まどか☆マギカ Ultimate Best 発売日 2017年8月9日2017年11月3日(再発)2021年7月28日(再々発) レーベル SACRA デイリー最高順位 1位(2017年8月9日) 週間最高順位 1位(2017年8月15日) 月間最高順位 2位(2017年8月) 年間最高順位 24位(2017年) 初動売上 13501 累計売上 32190 ロングセラー 週間1位(V2) 収録内容 曲名 アーティスト タイアップ 視聴 1 コネクト ClariS 魔法少女まどか☆マギカ OP 2 また あした 鹿目まどか(悠木碧) 魔法少女まどか☆マギカ ED 3 Credens justitiam 魔法少女まどか☆マギカ BGM 4 Sis puella magica! 5 and I m home 美樹さやか(喜多村英梨),佐倉杏子(野中藍) 魔法少女まどか☆マギカ ED 6 Magia Kalafina 7 ルミナス ClariS 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語 主題歌劇場版魔法少女まどか☆マギカ 永遠の物語 OP 8 she is a witch 劇場版魔法少女まどか☆マギカ BGM 9 ひかりふる Kalafina 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 永遠の物語 主題歌 10 naturally 鹿目まどか(悠木碧),美樹さやか(喜多村英梨) 魔法少女まどか☆マギカ キャラソン 11 あこがれた咲いた 鹿目まどか(悠木碧) 12 Mebius Ash 暁美ほむら(斎藤千和) 13 ユメおと 鹿目まどか(悠木碧),暁美ほむら(斎藤千和) 14 Stairs 巴マミ(水橋かおり),佐倉杏子(野中藍) 15 まだダメよ 劇場版魔法少女まどか☆マギカ BGM 16 Noi! 17 カラフル ClariS 劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 OP 18 君の銀の庭 Kalafina 劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 ED ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 8/15 1 新 13501 13501 2 8/22 1 → 3743 17244 3 8/29 6 ↓ 2051 19295 4 9/5 5 ↑ 1511 20806 2017年8月 2 新 20806 20806 5 9/12 3 ↑ 1183 21989 6 9/19 6 ↓ 897 22886 7 9/26 8 ↓ 809 23695 8 10/3 ↓ 678 24373 2017年9月 11 ↓ 3567 24373 9 10/10 13 ↑ 498 24871 10 10/17 12 ↑ 482 25353 11 10/24 14 ↓ 392 25745 12 10/31 ↓ 387 26132 2017年10月 21 ↓ 1759 26132 13 11/7 9 ↑ 1391 27523 14 11/14 11 ↓ 460 27983 15 11/21 15 ↓ 318 28301 16 11/28 15 → 285 28586 17 12/5 14 ↑ 274 28860 2017年11月 16 ↑ 2728 28860 18 12/12 ↓ 288 29148 19 12/19 301 29449 20 12/26 364 29813 21 18/1/2 355 30168 2017年12月 ↓ 1308 30168 22 1/9 318 30486 23 1/16 252 30738 24 1/23 215 30953 2018年1月 785 30953 25 21/4/27 11 ↓ 879 31832 26 5/4 195 32027 27 8/3 163 32190 関連CD 魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION コネクト Magia ルミナス ひかりふる カラフル 君の銀の庭
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◆Oamxnad08k(◆s5tC4j7VZY)氏 氏が執筆した作品 019 これでいい 021 運命は、英語で言うとデスティニー 022 魔王、A-6に立つ 024 牝豹と竜 026 理想と現実はちがうけどできるだけ理想に近付きたい 028 現実・幻想・虚構 030 魔法少女の時間 031 温泉は殺し合いでは戦場。油断すると死ぬ 034 本当の気持ちと向き合えますか? 037 この両手でつかめるもの 039 バトロワ「青春!火吹き娘!」 042 岩永琴子の華麗なる推理 合計12話 氏が執筆したキャラ 登場数 キャラクター 二回 三千院ナギ、西沢歩、初柴ヒスイ、モルガナ、坂本竜司、高巻杏、真奥貞夫、上井エルマ、鋼人七瀬 一回 マリア、桂ヒナギク、雨宮蓮(主人公)、刈り取るもの、滝谷真、大山猛(ファフニール)、鹿目まどか、美樹さやか、佐倉杏子、赤羽業、桜川九朗、弓原紗季、綾崎ハヤテ、岩永琴子、新島真
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オリジナルカード-Appendix-で実装されたカテゴリ。 現状《魔法少女 巴マミ》以外の魔法少女を指定する効果はすべて魔法少女と名のついたエクシーズモンスターを指定している。 関連カード ―「魔法少女」と名のついたエクシーズモンスター 《魔法少女 鹿目まどか》 《魔法少女 暁美ほむら》 《魔法少女 佐倉杏子》 《魔法少女 巴マミ》 《魔法少女 美樹さやか》 ―「魔法少女」と名のついたモンスター 《魔法少女 百江なぎさ》 《人形 戦闘用魔法少女格闘型》 《人形 戦闘用魔法少女霊体型》 《人形 戦闘用魔法少女重装甲型》 《人形 戦闘用魔法少女殲滅型》 《黒魔法少女 霧雨魔理沙》 ―「魔法少女」と名のついた魔法・罠カード 《魔法少女達の連携》 ―「魔法少女」に関する効果を持つカード 《キュゥべえとの契約》 《RUM-ソウルジェム・フォース》 ―その他のリンク カードの名前
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ゼロ エックスエックスとゼロ 佐倉杏子 ? ゼロ 身長 171cm 容姿 赤いメットに長い金色の髪、赤と黒などのボディ 武器 バスターショット、ゼットセイバー、etc 燃えるような赤いボディ、たなびく黄金の髪が特徴的な、赤き戦士。 サントアリオ社の他のヒーローも使用する「Gストーン」を解析、改良した、 試作型変身デバイスである「プロト・ライブメタル」を使い変身する。 その際、ヤマトの水色の長髪は金色となる。 メイン武器は変身前も使用する旧式拳銃の「バスターショット」、 そして先の鋭い三角形状の緑色のビームの剣である「ゼットセイバー」。 その他、Zセイバーの柄の伸縮を利用した様々な武器や、バスターショットにZセイバーの柄をカートリッジとして差し込むことで「チャージショット」が可能。 尚「ヒューマノイドゼロ」が正式な名称。ここでは“人間が変身した”という意味合い。 アルカスが、ある伝説の人物をモチーフとして組み上げた。エックスもまた同じである。 エックス 身長 175cm 容姿 青いメットに、青いボディアーマー。腕はXバスターに変形が可能 武器 エックスバスター(チャージショット) 特殊武器 フロストタワー、ダブルサイクロン、ソウルボディ、etc... 能力 アーマー装着 無限の可能性『X』の名を持つ青い英雄。 主武器は「エックスバスター(Rock Buster Mark17)」。 使用時には、どちらかの腕をバスターに変形させて使う。両腕を変形させて使用することも。 太陽光エネルギーを収束してエネルギー弾として発射する武器。 更にエネルギーをチャージすることで威力や貫通性を高めたエネルギー弾を撃つ「チャージショット」が可能。 また「チャージショット」の派生として、エネルギー拡散弾を収束させて放つ「スパイラルクラッシュバスター」や、前述通り、両腕をバスターに変形させての「ダブルチャージショット」などが存在する。 サブ武器として、倒した“特定の敵”の武器を自身の武器として再現する「特殊武器」というものがあり、これは「エックスバスター」とはまた別のエネルギーを使用する。ここでは上の3つを紹介。 【フロストタワー】…自らの覆う氷の障壁を発生させる。 【ダブルサイクロン】…両手を左右に広げ、風の渦巻く光弾を2つ投擲する。 【ソウルボディ】…光の分身を作り出す。エネルギー消費が激しいため、エックス自身にも負担がかかる。 上の3つを含めて、全部で8つ存在する。でも実は、これら“X4からの特殊武器”は使えなくする予定( 武器以外にも、エックス専用の強力なアーマーを装着することもできる。 「アルティメットアーマー」や、「潜入捜査用アーマー」などなど他にも存在。 そんな『無限の可能性』を持つエックスだが、その可能性故に強力でもあり、危険でもある。 ジャスティーが持つ、正義感(使命)と優しさ(甘さ)が、それをどういった方向へ持っていくのかはまだ分からない。 エックスとゼロ また現在、「ゼロ」と共に戦い、まだ間もないにもかかわらずな異常な連携を見せるが、 実際は、その性質や“存在そのものが正反対”であり、共闘していることが奇跡。 『過去の記憶』や“友情や、絆の力”によるものなのかもしれない。 佐倉杏子 ?
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192 ← アカメが斬る(後編)◆BEQBTq4Ltk 落下する。 それまでの間に今までの記憶が蘇る。 なる程、これが走馬灯か。と、一人で納得するアカメであったが、異常事態が訪れる。 聞こえる。 遥か彼方の奥底で血液が付着する音が、耳に聞こえるのだ。 下は奈落――そう思っていたが、違うようだ。 そうなれば、動くまで。 キング・ブラッドレイと共に死を覚悟し受け入れたアカメであったが、どうやらまだ生きる道が残されている。 壁に剣を差し込むと落下にブレーキを掛け、延命措置を図る。 まだ、生き残れるのなら。 最後まで生き残り、死んでいた者達の意思を受け継ぎ、この殺し合いを葬るまで。 その光景を見ていたキング・ブラッドレイも異常事態に気づく。 彼とて最早全てを出し尽くし後は死ぬだけだと悟っていた。 落下する最中、今までの人間として生きていた生を振り返っていたが――彼も剣を壁に突き刺す。 「止まれ」 アカメの声が暗い空間に響く。 対するブラッドレイは黙ったままだ。 「止まれ」 剣が悲鳴を上げている。 折れさえしないものの、誤った使い方であることに違いは無い。 「止まれ」 気付けば目視で床が見え始めた。 もしかすれば他の参加者がいるのかもしれない――狡噛慎也も生きていれば――それはあり得ないが。 「止まれ……止まれえええええええええええええええええ!!」 ギリギリまで速度を落としたところで両者は剣を引き抜き、受け身を取る。 無論、衝撃は身体を駆け巡り、先の戦闘の傷が癒えない彼女達の身体はとうに限界である。 立ち上がり――両者、再び相見える。 「第二ラウンドか……まさかこんなところで殺し合うとはな」 「関係ない。キング・ブラッドレイ、お前を――葬る」 アヌビス神が、アカメが、泉新一が、ミギーが勝ち取った勝利。 しかし奈落へ落ちるブラッドレイは最後の最後まで壁として立ち塞がり、アカメごと落下した。 既に死者の覚悟を決め、半ば冥府の門へ身体を染み込ませた彼女達が――最後の剣戟を誰も見ない奈落で演じる。 全てが達人の動きだ――観客がいるならば、しかと刮目し眼球に焼き付かせ。 始まりは同じだった。 一斉に駆けると交差する寸前に剣を振るう。 他者の存在しない空間には剣と剣が衝突し合う音が遥か彼方、何処までも響く。 足を止めその場で剣戟が始まる。 左に動かせば右から追い掛け、上から振り下ろせば下から斬り上げる。 何度も、何度も。 互いに剣を生業に生きて来た者だ、簡単にどちらも負ける訳にはいかない。 両腕で握り締めた剣が拮抗し鍔迫り合いが生まれる。 汗がどちらも床へ落下し、必死は変わらない。 「此処まで剣を極めた者と戦えるとはな。 前も思ったがよくぞ此処まで極めたな、アカメ」 「――葬る」 拮抗が崩れ流れるように反対方向へ動く者達は、足を踏ん張り無理やり振り返った瞬間に剣を振るう。 互いに首を狙ったが空中でぶつかり合い、刀身から全身へ衝撃が駆け巡り苦痛の表情が浮かぶ。 「辛そうだが、限界かね」 「――葬る」 一度剣を戻したブラッドレイは瞬速の突きを繰り出しアカメの瞳を狙う。 しかしアカメは寸前に首を振るうことで回避し、ブラッドレイの突きは彼女の髪を射止めるだけとなった。 懐に飛び込んだアカメは肘打ちを行うもブラッドレイの膝に防がれる。 激痛が走り、肘から骨の折れる事が聞こえるも無視してその場から離脱。 紫色に膨れ上がる肘などお構い無しに剣を構え直し、葬ると呟き走り出す。 剣に血液を乘せ振るうも――既にその技はブラッドレイに試している。 同じ技はあの目には通用せず、剣を上にかち上げたブラッドレイは距離を詰め左拳を突き出す。 アカメは空いた左腕で防ぐも、ブラッドレイは打撃と剣撃を織り交ぜ、彼女を後退させゆく。 やがて壁際まで追い込み、終わりだと謂わんばかりに剣を振り下ろす。 「――む」 しかし、その場所にアカメは立っていない。 ならば何処へ逃げたのか。考えるまでもなく――上だ。 「――葬る」 壁を蹴り上がったアカメの奇襲はブラッドレイに防がれるもの、その勢いを殺すこと無く猛攻を仕掛ける。 着地と同時に身体を下げ足払いを行う。後退され失敗。 起き上がり様に剣を振り上げるも、元より空振りの距離だ。 両腕で握り直し振り下ろすも防がれる。 鍔迫り合いを強引に流し切り、右へ駆ける。 すれ違い様に斬り付けるもブラッドレイは剣を縦に構えることで防ぐ。 再び向かい合った瞬間に剣戟が始まるも、刃は両者に届かない。 けれど、傷口が開き血は流れ続ける。二人に残された時間など分単位であるかも怪しい。 いや――ブラッドレイが優勢だ。体力も、失った血の量も少ない。 もしこれが地上での戦闘で彼が勝利していれば、他の参加者に襲い掛かる余裕はあっただろう。 防がれたアカメの剣はブラッドレイの刀身を滑り、上へ開放されると手放し肩で突進を行う。 不意打ちにより口から血反吐を吐くブラッドレイ。更にアカメは休むことなく踵を振り下ろす。 その一撃を剣で防がれ、刀身に触れたことにより足の裏側に一筋の傷が生まれるも、手を休めるな。 落ちて来た剣を掴むとブラッドレイの剣に衝突させ、その反動を利用し敵の範囲から離脱。 ――と見せ掛け、上体は動いているものの、下半身は一切動いていない。 奇襲だ。上体を重力に逆らい無理やり動かしたところで右腕を振り払う。 「そうか、類まれなる戦闘技術と発想……完成された能力か」 ブラッドレイが防いだアカメの一撃に剣は握られていない。 彼の目の前に浮かんでいる剣が物語っている――アカメは右腕から剣を手放していた。 残る左腕で掴み――ある種の美しさすら感じさせる流れはそのままキング・ブラッドレイの左肩を斬り裂く。 だが、踏み込みが足りない。 浅い、致命傷には程遠い。けれど、確かにその一撃は届いた。 しかし。 「限界か」 「くっ……まだだ、まだ戦え、る」 胸に手を当てる。 ミギーに塞いでもらったとは云え、傷が完全に癒えた訳ではない。 絶え間なく動き続ける身体と開き続ける傷口。 消耗は間違いなくアカメの方が深刻であり、剣戟も長くは続かない。 「次で――葬る」 ――みんなの力を、貸してくれ。 「迎え撃とう――来い」 剣を構える音がよく響く。 互いの呼吸音すら耳を澄まさなくても透き通る。 最早互いに肩で息をしている。次の剣戟が終演となるだろう。 最初に動いたのは――アカメだ。 瞬速で距離を詰め、全力を込めて剣を斬り上げる。 ブラッドレイがその一撃を防ぐが――アカメの剣撃に圧され彼の握る剣が宙を舞う。 「――葬る!」 「させん!」 追撃を掛けるアカメより速く動いたブラッドレイは彼女の腕を蹴り上げ、自分と同じように剣を宙へ蹴り上げる。 徒手空拳の応酬となり手数で攻めるアカメと軍隊で鍛え抜かれたブラッドレイの力がぶつかり合う。 互いに構えや素材は違えど極めた実力に変わりは無く、どちたも決め手を与えられない。 懐に忍ばせたナイフを用いるもブラッドレイの目に勘付かれ、手刀で叩き落とされる。 顔を歪めるも、怯んでは負ける。 拳を突き出し、回避され、追撃を行い、防がれても、拳を更に突き出す。 空中で互いの拳が衝突し――剣が落ちて来る。 アカメが握ったのはブラッドレイの剣。 ブラッドレイが掴んだのはアカメの剣だ。 「――葬るッ!」 アカメが剣を振り下ろし、ブラッドレイが防いだ時。 彼の握る剣は既に限界を迎えており、その刀身は砕け散った。 無理もない――先端が欠けている中、よくぞ此処まで保っただろう。 運命とは皮肉なものである。 先にアカメが使用していたその剣――手を離れなければアカメの刀身が砕けていただろう。 武器を失い、裸となったホムンクルスに今、天に上がったアカメの刃が振り下ろされた。 ブラッドレイの身体に裂傷を刻み、溢れ出た鮮血が全てを物語っていた。 「見事」 一言。 その一言だけを呟き、前のめりに倒れるブラッドレイ。 全力を使い果たしたアカメは勝利を確信し気が緩んだのか、笑顔のまま、彼女も倒れそうになる。 最後まで勝利を信じていた。 その視界は既にキング・ブラッドレイを捉えていない。 勝った――役目を果たし全開を出し切った彼女は最後まで己の勝利を疑わなかった。 故に砕け散り宙に浮いた刃を、キング・ブラッドレイが咥えていたことに気付けなかった。 倒れこむブラッドレイはアカメの首を斬り付け――声も出さず、死を認識しないまま、彼女は倒れた。 致命傷――助かる術は無い。 ――やったよ、みんな。 最後に唇が、そう動いていたのかもしれない。 少女の一撃は確かにキング・ブラッドレイを斬り裂いた。 そしてキング・ブラッドレイが少女を殺したのも事実である。 最早立つ力すら残っていない彼は床に倒れこむ。 傷は深い――が、まだ死ねる段階には至っていない。 これぐらいならば適当に止血させ済ませば、自然治癒でどうにかなるだろう。 無論、それは絶対安静の状態が前提であり、動き周り、ましてや戦闘など行うのは論外である。 死に場所を見失った。 このまま黙って死ぬのも、一興ではあるが、それでは――そんなことを考えていると足音が聞こえる。 この場に居る参加者など他に居るのだろうか。 早い段階で落下し、生き延びている可能性もあるが此処はやはり――主催者の存在が頭を過る。 「やはり絡んでいましたか――父上」 その来訪に驚きはしなかった。 寧ろ、今までよく表舞台に現れなかったとも思う。 さて、言いたいことがラースには山程残っている。 何故殺し合いを開催したのか。プライドやエンヴィーはどうするのか。 死者の蘇生は人体錬成を用いたのか。ロイ・マスタングは死んだがどうするのか。 何から聞こうか――考えている間に主催者が口を開いた。 「お前にはまだ動いてもらう。 参加者がまだ残っている――減らせ」 下された命令に従うのか。 既にラースは勝手に行動しており、人柱も消えた今では計画は破綻しているのではないか。 キング・ブラッドレイとして動いている彼に今更、フラスコの中の小人の命令を聞く通りは無い。 「――! これは……まさか」 倒れているブラッドレイを囲むように円状の光が浮かび上がる。 包まれる最中、彼は何処か既視感を覚え――先に父上が口を動かした。 「お前も見たことがあるだろう。錬金術とは異なる力だ――これは魔法」 これから何が起こるかなど、フラスコの中の小人しか理解出来ないだろう。 キング・ブラッドレイは現状に身を委ね、口を動かすことを諦めた。 魔法の光に包まれる中――彼が最後に聞いた言葉は、不思議と耳に残っていた。 「聞きたいこともあるだろうが――知りたければ後二人の参加者を殺せ。 他の参加者は東へ固まっている――二人殺したら使いを向かわせ、全てを話そうではないか」 気付けばブラッドレイは再び地上へ上がっていた。 現在地点を確かめようとする――左を向けば図書館がある。 つまり、だ。 父上によって転移させられたと考えるのが妥当である。 殺し合いの開幕と同じように、知覚させない移動方法の秘密を体験したようだ。 さて――これからどう動くか。 命令通りに動くか、自由に動くか。 どちらにせよ、共通するのは戦う事であり、やる事は変わり無い。 丁寧に剣まで一緒に転移させられている。傷は癒えていない。 「東――そうか」 動くのみ。 元より行動に変更は無い。 既に身体は限界を迎えている――後は果たして死ぬだけである。 その中で殺し合いの真意を知れたのならば、それはその時である。 ホムンクルス唯一の生き残りであるラース。 短い生命を使い果たし、今、戦場となる東へ駆ける。 【アカメ@アカメが斬る! 死亡】 【E-5/図書館・右/二日目/黎明】 【キング・ブラッドレイ@鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST】 [状態]:疲労(極大)、出血(中)、腕に刺傷(処置済)、両腕に火傷(処置済)、腹部より出血(中)、左目にダメージ(中) 、上半身に裂傷 [装備]:カゲミツG4@ソードアート・オンライン [道具]:新聞、ニュージェネレーションズ写真集、茅場明彦著『バーチャルリアリティシステム理論』(全て図書館で調達) [思考] 基本:とにかく楽しめる戦いをしたい。 0:何者にも縛られず、己のためだけに戦い続ける。なんとも心地よいものか。 1:東へ向かうのは確定。 2:最後の枷(エドワード)に決着を着ける。 3:御坂との休戦を破棄する。一刻も早く強者と戦いたい。 4:弱者に興味はない。 [備考] ※未央、タスク、黒子、狡噛、穂乃果と情報を交換しました。 ※超能力に興味をいだきました。 ※マスタングが人体錬成を行っていることを知りました。 ※これまでの戦いを経て、「純粋に戦いたい」「強い者と戦いたい」という感情がむき出しています。 ※糸(クローステール)が賢者の石で出来ていることを確認しました。 ※放送をほとんど聞けていません ※二人参加者を殺せば父上と面会出来る権利を得たようです。 ソウルジェムの濁りをグリーフシードで回収している佐倉杏子の表情は一仕事終えたように、やりきっていた。 師の見様見真似で回復魔法に挑戦してみたが――失敗である。 癒やしの魔法とは程遠く、タスクの出血を止めただけだ。 元々応急処置で止血されていたが、傷口を塞げただけであり、足りない血液を補えていない。 しかし、後は彼の目覚めを待つだけであり、起き上がった後に血液型を聞き出し輸血すれば、無事となる。 此処までかかった魔力と時間、手間を考えると最初で最後の大仕事だ。 周りに敵がいないことが絶対の条件であり、そんな奇跡的な状況はもう訪れないだろう。 何にせよ、無理矢理に不器用ながら奇跡を手繰り寄せたことによって、タスクは一命を取り留めた。 無論、まだ完全に安心出来るとは限らない。医療の知識が無い故に、何か見落としているかもしれない。 「震えは止まったかい? ゆ……雪……あんたは」 「雪ノ下雪乃。ついさっき自己紹介したばかりだけど」 「あー……悪い」 椅子により掛かる雪ノ下雪乃は窓から外を見つめている。 佐倉杏子の進言により安全確保のために灯りを消しているため、月光が一段と眩しく感じた。 震えとは今になってキング・ブラッドレイへ発砲した際の衝撃と、死んでいたかもしれない未来を思い描いてしまったため。 それを聞いた佐倉杏子は苦笑いを浮かべるしか無かった。 あの化物爺に力を持たず立ち向かう年上の一般人に対し、尊敬と若干の引きを見せていた。 しかし、その覚悟は本物であり魔法がありながら燻っていた自分とは大違いである。 そのこともあり、自分を省みた佐倉杏子は――手術室を後にしようとする。 「じゃあ行ってくるよ。タスク……だっけか。目が覚めたら血液型聞いて輸血しな。それでとりあえずは安心だ」 「……本当に行くの? 救出を頼んだのは私だけれど、一人で行かせるのも……」 「これであたしが死んだら勝手に死んだって思いなよ。あんたが気負うこと何て一つも無いからさ」 泉新一の死と一人でキング・ブラッドレイと交戦するアカメ。 先まで田村玲子とウェイブと共に行動していた佐倉杏子からすれば、とんでもない情報だ。 まずはアカメの救出へ向かう。 キング・ブラッドレイの強さは佐倉杏子も知っており、一人で相手をするには骨が折れる。 病院へ向かう間に彼女達を見かけなかったことから、戦場を変えたのだろう。 「それにさ」 手術室を出る前に一度振り向く。 これが雪ノ下雪乃との最後の会話になるかもしれない――なんてことは思わない。 色々と気負い精神が不安定な彼女の傍に居られない佐倉杏子の精一杯の優しさだ。 「独りぼっちは寂しいからな、あたしが行ってやんなきゃ!」 迷いを乗り越えた魔法少女の笑顔がそこにはあった。 【C-1/病院・手術室/二日目/黎明】 ※C-2にアヌビス神が突き刺さっています。 【雪ノ下雪乃@やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。】 [状態]:疲労(大)、精神的疲労(極大)、友人たちを失ったショック(極大) 、腹部に切り傷(中、処置済み)、胸に一筋の切り傷・出血(小) [装備]:MPS AA‐12(破損、使用不可)(残弾1/8、予備弾倉 5/5)@寄生獣 セイの格率 [道具]:基本支給品×2、医療品(包帯、痛み止め)、ランダム品0~1 、水鉄砲(水道水入り)@現実、鉄の棒@寄生獣 ビタミン剤or青酸カリのカプセル×7、毒入りペットボトル(少量) [思考] 基本方針:殺し合いからの脱出。 1:タスクを看病する。 2:泉くん、アカメさん……。 [備考] ※イリヤと参加者の情報を交換しました。 ※新一、タスク、プロデューサー達と情報交換しました。 ※槙島と情報交換しました。 ※コンサートホールの一件、足立の持っていたペットボトルが毒入りであることを知りました。 ※第四回放送をほとんど聞けていません ※A-1にロック解除の手がかりがあると考えています。 【タスク@クロスアンジュ 天使と竜の輪舞】 [状態]:疲労(大)、ダメージ(大) 、アンジュと狡噛の死のショック(超絶大)、狡噛の死に対する自責の念(超絶大)、後悔(超絶大)、気絶 、失血 [装備]:刃の予備@マスタング製×1 [道具]:基本支給品、前川みくの首輪 、狡噛の首輪 [思考・行動] 基本方針:アンジュの騎士としてエンブリヲを討ち、殺し合いを止める。 0:……。 1:アンジュを探し、弔いたい。 2:エンブリヲを殺し、悠を助ける。 3:生首を置いた犯人及びイェーガーズ関係者を警戒。あまり刺激しないようにする。 4:御坂美琴、DIOを警戒。 5:エドワードから預かった首輪を解析したい。 [備考] ※未央、ブラッドレイと情報を交換しました。 ※ただしブラッドレイからの情報は意図的に伏せられたことが数多くあります。 ※狡噛と情報交換しました。 ※アカメ、新一、プロデューサー達と情報交換しました。 ※マスタングと情報交換しました。 ※不調で股間ダイブをアンジュ以外にするかもしれません。 ※エドワード、杏子、ジョセフ、猫(マオ)、サファイアと軽く情報交換しました。 ※コンサートホールの一件、足立の持っていたペットボトルが毒入りであることを知りました。 ※第四回放送をほとんど聞けていません ※A-1にロック解除の手がかりがあると考えています。 ※魔法治療により、傷口だけは塞がりました。 ※変わり身の術は連続しては使えません。また、体力を大幅に消耗します。 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、精神的疲労(大)、顔面打撲 、精神不安定(中) [装備]:自前の槍@魔法少女まどか☆マギカ [道具]:基本支給品一式、医療品@現実、大量のりんご@現実、グリーフシード×2@魔法少女まどか☆マギカ、使用不可のグリーフシード×2@魔法少女まどか☆マギカ クラスカード・ライダー&アサシン@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ、不明支給品0~1 [思考・行動] 基本方針:殺し合いを壊す。 0:アカメを捜索し救出する。 1:その後、市庁舎へ戻る。 2:さやかも死んじまったか……。 3:御坂美琴はまだ――生きているのか。 [備考] ※参戦時期は第7話終了直後からです。 ※DARKER THAN BLACKの世界ついてある程度知りました。 ※首輪に何かしらの仕掛けがあると睨んでいます。 ※封印状態だった幻惑魔法(ロッソ・ファンタズマ)等が再び使用可能になりましたが、本人は気付いていません。 ※狡噛慎也、タスクと軽く情報交換しました。 ※DIOのスタンド能力を知りました。 ※シャドウと遭遇中に田村にデイバックから引きずり出されたため、デイバック内での記憶はほとんど忘れています。 時系列順で読む Back 足立刑事の自白録-二度殺された少女たち- Next 振り返ればいつだって 投下順で読む Back 足立刑事の自白録-二度殺された少女たち- Next 振り返ればいつだって 191 寄り添い生きる(前編) キング・ブラッドレイ 203 僕らは今のなかで アカメ GAME OVER 雪ノ下雪乃 198 不安の種 タスク 187 Anima mala 田村玲子 GAME OVER ウェイブ 200 コバルトブルー 佐倉杏子 194 振り返ればいつだって 179 踏切坂 後藤 GAME OVER